普段から旅の持ち物で暮らす
持ち物は、2種類に分けることができます。
旅に持っていくものと、旅には持っていかないもの。
旅に持っていかないものは、家で暮らすには必要なものと、必要というわけではないものとに分けられます。
旅の持ち物+家で暮らすのに必要なもので暮らせると、楽です。
旅行を半年ほど続けていたとき、自然と荷物を減らすようになりました。荷物が多いと持ち歩くのが大変で、「またこれを背負って歩かなあかんのか・・・」となるんですよ。
また、持ちものが、軽いもの、小さいもの、あまりメンテナンスの必要ないものになっていく。携帯用のものやアウトドア用品を中心に。
パスポート
必要書類
クレジットカード
キャッシュカード
現金
ペン
メモ用紙
スマホ
ラップトップ
イヤホン
カメラ
電池
充電機
ケーブル
変換プラグ
服
手ぬぐい
ソムリエナイフ
石けん
洗濯ばさみ
歯ブラシ
フロス
爪切り
髭剃り
常備薬
靴
サンダル
水着
帽子
ヘッドライト
折りたたみ傘
カバン
くらいになりましたが、充分快適に暮らせました。
旅を終えて家に帰ってみると、半年使わなかったものがそこにある。もちろん家で暮らすには、旅では使わないけれど家では使う物というのはあるのですが、半年間使わなかったモノの中で本当に必要なものはそう多くない。
食器
調理器具
寝具
机や椅子
掃除用具
洗濯用具
照明と空調
くらいでしょうか。
あとは、置けるから置いているものが多い。
旅の道具だけでは家で住むには足りない部分を、家に住むための道具として追加すれば充分です。
必要となる道具の数は、家での暮らし方へのこだわりによって違ってくるでしょう。
文字通り身軽になるために荷物を減らしたのですが、その減った旅の持ち物で暮らすと、旅をしていなくても身軽でいられます。動きやすいし、体への負担も少なく、肩や腰の疲れが減ります。使わないモノが減るので、メンテナンスコストも減ります。
仕事の日は家以外の場所へ出かける人は、家に置いてるものはほとんど使っていないはず。仕事に持って出ないものは、旅には持って行かないものに見立てることができます。
仕事に持って出ないもの、つまり旅には持っていかないものの中で、本当に必要なものは実はそう多くはないかもしれません。
旅の持ち物(カバンの中のもの)だけで、できるところまで暮らしてみると、面白いですよ!