2021年8月17日

目を閉じる

ワクチンの問診にちょくちょく行ってます。会場によって人数の差が激しく、ポツポツしか人が来ないので読書してるとこもあれば、全く途切れず問診マシンになる必要がある場所も。

マシンになった会場での終盤、問診の終わった人が出て、次の人が入るまでの数秒間、気付いたら目を閉じて休んでました。



休まりますね。

少しのことで。



目を閉じると、処理が必要な情報が減り、頭を休めることができる。

空間の狭さから開放される。もちろん音響や気流で空間を感じはしますが、目を開けている時よりも広く錯覚する。

頭が休まるからなのか、広く錯覚するからなのか、知らず知らずのうちに力が入っていた筋肉がゆるみ、体の疲れもとれる。

また、気も休まり、落ち着きを取り戻せる。再び目を開けた時、切り替えることができる。


疲労回復に効果がある方法の中で、眠ることの次に効果が高いのではないでしょうか。エナジードリンクよりは身体にも良さそうです。

これが完全無料で使い放題。場所を選ばず、どこでも使用可能。使えないのは歩行中や運転中くらい?


オススメは、

疲れを感じる時。

休憩時間。

公共交通機関での移動中。

何かしらイライラしている時。

頭に血が上った時。


また、特に何でもない時でも。

疲れている時には自然と目をつむっていますが、疲れていない時でも目を閉じれば回復します。



多くの人は、起きている間はだいたい、まばたき以外はずっと目を開けていると思います。

定期的に目を閉じる時間を作ると、ずいぶん違ってきますよ、きっと。


眠るとき以外にも、ときどき意識的に目を閉じることを取り入れてみてください。

深呼吸やポモドーロテクニックも合わせて行えば効果倍増しそうです。


言うまでもなく、目を閉じて休まないといけないほど疲れないように負荷を減らすことも大事。




そして、物理的に目を閉じることだけではなく、物事に目をつぶることも、自分を休めるために有用なのだと思います。

どうでもいいこと、余計なことに関わらない。

気にしない。

見逃す。




安全な場所で、これまでより多く目を閉じてみてください。

今までとは違う景色が見えるかも。

2021年8月10日

目、首、肩、腰にやさしいデバイスの使い方 4  音声入力

音声入力を利用すると、

タイピングの量が激減し、手や肩への負担が減ります。

あらゆる姿勢で使えるので、腰や首への負担が減ります。


人と話すことの少ない仕事の人には、声を出すのに良い。認識率を上げるために滑舌よく話す必要があるのも、話す訓練になります。


声を出せる環境が必要ですが、使えると強力。




音声入力はここ数年で劇的に進化しました。


環境さえ整えれば、キーボード入力より精度もスピードも上。思いついてすぐに書き出せるので、とりあえず適当に出してしまって、後でまとめることができる。関西弁でも全く問題なく認識します。話し言葉、つまり読み手に入りやすい言葉で出てくるのも良いところ。

認識の精度を上げるために、ピンマイクはあったほうがいいです。安い有線のもので十分です。

    ピンマイク 3.5mmプラグ 1.5mケーブル

    https://amzn.to/3jIQwbp


また、延長ケーブルがあると立ったり移動したりしながら入力できる。ただし、ピンマイクをつけているの忘れて歩いて、デバイスを引っ張って落としてしまわないよう注意。ちなみに、延長ケーブルには3極と4極があり、4極でないと音声入力には使えません。

    DuKabel 延長ケーブル1.2M 4極 3.5mmステレオミニプラグ

    https://amzn.to/3fPeYqh


音声入力開始ボタンを毎回押す必要があるかないかは、地味ながら重要です。通常の音声入力は、しばらく無音が続くと勝手に切れてしまうので、開始ボタンをしょっちゅう押さないといけない。少し考えているとすぐに切れてしまう。文の入力には、ずっと待ち続けてくれるものの方が向いています。


こちらに合わせて待ち続けてくれるものを2つ紹介。

PCならChrome Extension でVoiceInを使うのが最も楽。音楽を切らずに音声入力が使えるのもポイント。

    VoiceIn

    https://bit.ly/3xAoe7C


出先ではAndroid でスピーチノート。無料でも使えますが、買い切りの課金で待ち受け時間を30分まで延ばせるようになります。2021年6月の時点では880円でした。

    Speechnotes

    https://bit.ly/3Aqx7mf


そして繰り返しになりますが、キーボードと比べて手や肩を使わなくなるので、必然的に凝りにくくなります。姿勢も自由なので腰や首の負担も軽減。



文字入力が本当に楽になる音声入力ですが、注意点もいくつか。

声を出せる環境は必要。これが一番のハードルになると思います。ただ、声を出せる環境というのは集中しやすく、リラックスもしやすい環境であることが多いです。音声入力をしやすくすることが、過ごしやすい環境を整えるきっかけになるかもしれません。

また、ある程度はキーボードでの補助が必要です。とんでもない誤変換もしばしば。笑えることもありますが、イライラすることもあります。

単語単体では認識されにくい。文や文節の単位で話すと認識されやすいです。

改行や訂正などでデバイスの操作をするため、他の作業に突入してしまうことがあり、いつのまにか全く違うことをしていることも。そうならないように、アプリを削除・無効化したり、見えなくしたりすることが重要です。

    アウトプット専用のデバイスをつくる

    https://chobiwafu.blogspot.com/2021/08/3.html




スタンド等で位置調整文字読み上げアウトプット専用端末、そして音声入力。

どれかひとつでも試してみてください。

きっと、目、首、肩、腰、いくらか楽になると思います。

2021年8月3日

目、首、肩、腰にやさしいデバイスの使い方 3  アウトプット専用のデバイスをつくる

デバイスを見る時間の多くは、文字を読んだり画像や映像を観たりする時間と、何かを調べる時間。なので、これらの用途に使えないようにすると、ディスプレイを見る時間が驚くほど減ります。そして、あまりディスプレイをつけないからか、電池が全然減らない。


ただ、アウトプットにはデバイスを有効活用したい。


そこで、アウトプットだけをできる端末を作るとよいです。



・作成方法

1. アウトプットに使うもの以外のアプリを全てアンインストールする

デバイスを目覚ましやキッチンタイマー、計算機としても使う場合は、これらは使えるようにしてもよい。


2. デフォルトで入っているブラウザを使えなくする

これが一番大事!これさえできれば、いつのまにか延々と調べ物をしていたり、買い物をしていたり、ゴシップを眺めていたり、SNSを徘徊していたりしません。


iOS

https://bit.ly/3rP05Jg


Android

https://bit.ly/3fov4ag


Mac

https://apple.co/3yldcVc


Chromeは使う場合

BlockSiteをホワイトリスト運用

https://bit.ly/2Vl2lfj


WasteNoTime

https://news.mynavi.jp/article/20180623-chrome/


これで、メモはできるがWeb検索はできない端末の出来上がり。「検索や自動保存ができる紙とペン」のような使い方ができるようになります。

絵を描いたり動画や音楽でアウトプットしたりする人はそういったアプリも入れればいいですが、やはりブラウザは使えないようにしておくことが重要。



【注意点】

昔のスマホを使う場合、simカードが入っていないと「セルスタンバイ」が問題になることがあります。何もしてないのに電池がめちゃめちゃ減る。

細かい説明は省きますが、wi-fiのある屋内で使うならsimカードを入れなくても、

1. 機内モードにして

2. wi-fi をオンにする

これで解決します。


機内モードにするだけでもセルスタンバイは起きなくなりますが、ネットに繋がっていないと音声入力や自動同期ができない。


そして次回は、最終回。音声入力について。