2021年9月22日

恐らくもう必要ないけれど、今すぐゴミ箱に入れるには忍びないものを捨てる方法

「多分いらんけど使うかも」と、ゴミ箱に入れるのを躊躇するモノに効果あります。



1ヶ月目

入れ物Aを用意する

入れ物Aに入れていく


2ヶ月目

別の入れ物Bを用意する

入れ物Aは置いておいて、入れ物Bに入れていく


3ヶ月目

入れ物Aに入っているものを処分する

入れ物Bは置いておいて、入れ物Aに入れていく


4ヶ月目

入れ物Bに入っているものを処分する

入れ物Aは置いておいて、入れ物Bに入れていく


5ヶ月目移行

入れ物AとBに入っているものを交互に、処分してはまた入れる、を繰り返す




すると、使用頻度であぶれて一年たつまで待たなくても、1〜2ヶ月で「やっぱり要らんかったな」と納得して処分できます。

  使用頻度でモノを減らす


また、2ヶ月の間に「やはり使おう」となるものも、たまにはあって、救済できます。


ちなみに、入れ物の中に何が入っているか確認せずに捨てられると、物が減るスピードは上がります。ただ実際は、ある程度の大きさのものが入る入れ物にすると、入れ物ごとは捨てられず、中身を見ながら捨てることになります。箱の状態の段ボール箱をそのまま燃えるゴミの日に出せませんからね。



ちょっと迷ったら、入れ物に入れとく。

地味ですが、結構効きますよ!

2021年9月14日

普段から旅の持ち物で暮らす

持ち物は、2種類に分けることができます。

旅に持っていくものと、旅には持っていかないもの。

旅に持っていかないものは、家で暮らすには必要なものと、必要というわけではないものとに分けられます。


旅の持ち物+家で暮らすのに必要なもので暮らせると、楽です。



旅行を半年ほど続けていたとき、自然と荷物を減らすようになりました。荷物が多いと持ち歩くのが大変で、「またこれを背負って歩かなあかんのか・・・」となるんですよ。

また、持ちものが、軽いもの、小さいもの、あまりメンテナンスの必要ないものになっていく。携帯用のものやアウトドア用品を中心に。


パスポート
必要書類
クレジットカード
キャッシュカード
現金

ペン
メモ用紙

スマホ
ラップトップ
イヤホン
カメラ
電池
充電機
ケーブル
変換プラグ


手ぬぐい

ソムリエナイフ

石けん
洗濯ばさみ
歯ブラシ
フロス
爪切り
髭剃り
常備薬


サンダル
水着
帽子
ヘッドライト
折りたたみ傘

カバン


くらいになりましたが、充分快適に暮らせました。



旅を終えて家に帰ってみると、半年使わなかったものがそこにある。もちろん家で暮らすには、旅では使わないけれど家では使う物というのはあるのですが、半年間使わなかったモノの中で本当に必要なものはそう多くない。


食器
調理器具
寝具
机や椅子
掃除用具
洗濯用具
照明と空調


くらいでしょうか。

あとは、置けるから置いているものが多い。


旅の道具だけでは家で住むには足りない部分を、家に住むための道具として追加すれば充分です。

必要となる道具の数は、家での暮らし方へのこだわりによって違ってくるでしょう。



文字通り身軽になるために荷物を減らしたのですが、その減った旅の持ち物で暮らすと、旅をしていなくても身軽でいられます。動きやすいし、体への負担も少なく、肩や腰の疲れが減ります。使わないモノが減るので、メンテナンスコストも減ります。



仕事の日は家以外の場所へ出かける人は、家に置いてるものはほとんど使っていないはず。仕事に持って出ないものは、旅には持って行かないものに見立てることができます。

仕事に持って出ないもの、つまり旅には持っていかないものの中で、本当に必要なものは実はそう多くはないかもしれません。



旅の持ち物(カバンの中のもの)だけで、できるところまで暮らしてみると、面白いですよ!

2021年9月8日

使用頻度でモノを減らす

 引っ越してからほぼ一年。使っていないままのものが浮き彫りに。処分しようと思ってます。



使用実績、使用頻度でモノを減らす方法の良さは、恣意的な判断が入りにくいところ。一定期間使わなかったという事実そのものが、持ち続けるかどうかの判断をしてくれます。


モノの減らし方は、大きく分けて3種類。


・モノの数を減らす
いらないものを抜いていく、もしくは定数を決めてそれ以下にする。


・収納に使う面積や容積を減らす
入るだけの量にする。


・使ったものだけ残す
使用頻度の高いものだけを残していく。


これらの中で、使ったものだけ残す方法が最も手間いらず。「減らすぞ!」という熱意も精神力もいりません。最初の仕組みづくり以外には時間もかからない。どれを使ったか、使っていないかが分かるようにさえしておけば、なくても差し支えないものが自動的に分類される。


「使えるかどうか」「この先使うことがあるか」「ときめくか」のような基準で考えると、迷うだけで全く減らず、時間だけ消費することが多いです。


定数を決めるのも強力な方法ですが、「定数をいくつにするか」を考えるのも覚えておくのも面倒だし、その数の妥当性もはっきりしない。モノの数を相当へらした人が、さらに一つずつ減らしていくのにはいいかもしれません。


これに対して、一定期間中に使ったか使っていないかは、何も考えなくても日常の行動の結果として自動的に示されます。


スペースに余裕があれば、使ったものだけを置く場所をもうけると、使っていないものと使ったものとの区別ががつきやすいです。余裕がなければ、ひとつのモノの置き場ごとに何かしらの仕切りを使って分けるとよいでしょう。


週イチ以上の使用頻度のものは、使う場所の近くなど、使いやすい場所に置くとよい。なかでも毎日必ず使うものは別格。特別使いやすい場所、一等地に置きましょう。


週イチ未満、月イチ以上なら、すぐ出せる棚や引き出しの中などに。


月イチ以下の使用頻度のものは、容れ物の中、奥の方など、少し立地の悪いところへ。


年イチ以下なら、処分候補です。数年に一度使う物というのは無くはないけれども、ほぼない。フォーマルウェアや規格の古いケーブルくらい?ごくたまにしか使わないけれども、使う時にないと困るものなら置いておけばいい。一切使わないけれど、どうしてもときめくなら置いておけばいいかもしれない。



毎週決まった曜日と時間に「使ったかどうか」で週イチからあぶれたら月イチへ、月イチからあぶれたら年イチへ移動させると忘れません。月イチから年イチへの移動は、毎月第一週にやると忘れない。


年に一度でも使ったかどうかはどうやって判定するのかというと、月イチからあぶれて年イチの場所へ移動する時に、月の数字を書いた袋に入れてから移動すると、いつから年イチに入っているかが分かります。


処分候補になったけれども手放すには忍びない、という場合は、しばらく使ってみるとよいです。使ってみると案外よくて、レギュラーに復活することもあります。そこで復活しないようなら、やはり手放すのがよいでしょう。


現実的には再入手コストも重要。数万円以上するものや、思い出の品など二度と手に入らないものは処分しにくい。でも、使っていないものは処分すると、楽になります。



とても楽にモノを減らせますが、いきなり所有物全部に適用しようとすると大変です。まず、かばんの中、この棚の中、あの押し入れの中、など範囲を絞って試してみてください!自分に合えば、範囲を広げていくとよいです。

2021年9月1日

ポケットに物を入れない

ポケットに何も入れていないと、とにかく動きやすいですね。


ズボンのポケットに物を入れていると、太ももにスマホや財布、定期入れや鍵があたって動きにくい。ちょっと太もも周りが緩めのズボンだと、歩くたびにポケットの中身が揺れてパタパタする。

シャツの胸ポケットに物を入れていると、前かがみになった時に落ちる。また、白シャツにボールペンが付くと悲劇。

ジャケットやコートのポケットに物を入れていると、肩が凝るし服の形も崩れる。

着物の袖に物を入れていると、ぶらぶら揺れるし、下にすごく引っ張られる。


ポケットにモノを入れていないと、こういった諸々が起こらず、とにかく楽。走ったり自転車をこいだりするのも同様に楽です。



ただ、ポケットを使わないということは、入れてたモノは、どこか他の場所に入れないといけないということ。手ぶらで歩けばいいのですが、いつも荷物なしというわけにもいかない。鍵とカードとスマホぐらいは必要。かといって、常にカバンやリュックを持って歩くのは大変。


というわけでたどり着いたのが、無印のこれ。

    撥水ミニサコッシュ

    https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550182755978


ポイントは肩からかけるのではなく、腰に、腰骨に乗るように巻くこと。

というのも、肩や首からかけると、凝ります。わずか150 gくらいの聴診器でも、ずっとかけていると、かけてないときと比べて明らかに凝る。スマホだけでもたいてい150g以上ありますからね。

でも腰は、そこまで凝らない。また、腰につけていると、座っていれば椅子が受け止めてくれる。


腰の前の骨が出っ張っているところの下側に紐を引っ掛けてとめると、がっちり固定されて動きません。ぶらぶらしない。

ものを入れるスペース自体は、腰骨の横から後ろくらいに置くと、足の動きを妨げません。


製品の特徴としては、ポケットの中身を入れるのにちょうどいい大きさで、価格も税込み990円とリーズナブル。あまりたくさん入らないので、持ち物が自然と厳選されます。

上をファスナーで閉じられるので防犯面も安心。また、ファスナーを閉じることでスマホを取り出しにくくなり、デジタルデトックスにも繋がります。

ポケットに物を入れなくなるので、大事な物を入れたまま洗濯してしまうという惨事が回避されます。これは意外と大きいかも。


シャツをズボンにインしているとよく見えますが、シャツを出しているとそんなに目立たないと思います。


ベルトに通すタイプの類似品もありますが、これはベルトがなくても付けられるのも利点。


要はウエストポーチ的な使い方なんですが、ウエストポーチと比べると蒸れないです。小さいし。

出し入れしにくくても良ければSPIBELTもよいですが、無印ののほうが圧倒的に出し入れしやすいし、安い。



デメリットもいくつか。

着脱が若干しにくいのが玉に瑕。トイレの時にひと手間余計にかかります。カチッとはめるもの(サイドリリースバックルというそう)の方が良い。本体と引っ掛けるところはくるくる回るもの(ナスカンというそう)のほうがいい。紐だけ別で買って付け変えてもいいかもしれません。

大きなスマホや分厚い財布、長財布だと入らないかもしれません。

いろいろ入れすぎると、何かを出す時に他のものが引っかかって落ちるかも。

ちなみにサコッシュというのは、フランス語で鞄とか袋とかいう意味だそうです。元々は自転車をこぐ時に使う鞄ということだったよう。


ちょっとした違いなんですが、ポケットに物が入ってない状態は本当に楽です。1000円未満で試せるので、是非。

特に夏場は、下着なしと合わせると、より快適ですよ!

    ふんどしの、その先

    https://chobiwafu.blogspot.com/2019/08/blog-post.html