2018年6月22日

腹巻き

おなかを、ゆるく包み込んでくれます。ひとこと、あったかい。

冷えるとおなかが痛くなる、おなかが冷えると下す、そんな人には効果絶大。おなかが調子いいと、一日が変わります。

星の数ほど種類のある胃腸薬や、ナントカ菌とかナントカ株とかよりも、数多くの人を高確率で幸せにできると思います。しかも支払いは最初の一回だけ!延々と買い続けなくてもOKです。

また、肌着なのに道の真ん中でも脱いだり着たりできます。頭からでも足からでも脱ぎ着可能。パンツやシャツではそうはいきません。

薄いものから厚いものまであり、四季を通じて使用可能です。折ったり広げたり、上下にずらしたりして適用範囲を自在に調節でき、骨盤から脇までカバー。手ぬぐいを挟むなどすると、さらに効果up。

そして、よほど太い人でなければフリーサイズ。腹囲の多少の増減はものともしません。

ポケットとしてなにかしら挟んでおくことも可能。カイロホルダーにもなります。

ちなみに、人目を気にしなければ、マフラーとしても使えます。



競合するものを探してみましたが、外国にはないようです。確かに見たことない。



気になる点としては、若干、おしゃれではないかもしれません。

あと、してるのに慣れてしまうと、してないと不安になるというのはあります。調子が良さそうな日や余裕のある日は、外して荷物に入れておいてもいいかも。



手入れは、洗濯乾燥機に放り込むだけ!



価格は数百円から。品揃えが豊富な実店舗がなく、ネットでエイヤッと買ってみるしかないです。まぁでも、失敗しても許せる値段です。

 ネットで腹巻き(夏用)
 https://amzn.to/2NGgNFL


おなかが弱い人、寒さに弱い人、なんだかよくわからないけど調子がいまひとつな人は、ぜひ試してみてください。

2018年6月15日

風呂敷

いろんな大きさ、形のものを包めるのが一番のよさ。
なのですが、実はあまり使ってません。



実際に使っているのは、次の用途。

・贈答品を持っていくのに
見た目は風呂敷で包んでいる方が明らかに格上なので、紙袋やビニール袋では代用しにくい。

・衣替え後の服を包んでおく
かさばるニットにも対応できるし、包んだら押し入れに適当に積んでおける。
中の物を出したら、衣装ケースとは違って、たたんでおける。ただ、中身は見えないし、包みを開けないと取りだせないので、頻繁に出し入れする用途には向いていません。
プラスチックの衣装ケースは場所を取るし結構重いので、服の量が少なく、しょっちゅう出し入れしないのなら、衣装ケース代わりにはおすすめです。

・ランチョンマットやテーブルクロスとして
座卓に使うには洋風のものよりしっくりくる。ちょっといい机でも、ガラスの天板を乗せるよりも自然で、木の質感は損なわれにくい。


使えなくはないけど、やや無理矢理感がある使い方としては、

・エコバッグや紙袋の代わり
でも、エコバッグや紙袋のほうがコンパクトかつ軽い。安い。というか、もらえる。

・鞄として
風呂敷バッグ、いろんな作り方があって、そこそこ使える場面もなくはないです。
容量はあるし、軽いのはいいのですが・・・はっきりいってカバンのほうが使いやすい。

風呂敷は自立しないので、下に置きにくい。
耐衝撃性はゼロ。
尖ったものを入れていると、体にあたって痛い。
防水性もほぼゼロ。薄いので、すぐに中にしみる。ただ、最近は撥水のものがあって、そこはクリアされています。

 超撥水風呂敷『ながれ』
 http://www.nagare-furoshiki.com/ja/concept.html,


・大荷物をもって移動できる
オバQやデッチーくん、昔風の泥棒のスタイル。

 オバQ
 https://bit.ly/2ycv4qK

 デッチーくん
 http://www.kyoto-np.co.jp/info/chara/070205.html

 昔風の泥棒
 https://bit.ly/2JORmjF

バックパックに入らないような大きなものでも背負って歩けるが、そんなことをする場面があるかというと・・・

・一時的に運ぶものを入れるのには役立つ
行きだけの荷物で、帰りは手ぶらになれるのなら、スーツケースやバックパックより有利。



手入れは、シワを気にしないなら、綿や化繊なら洗濯から乾燥までかけてOK。シワが気になるなら、洗濯のあとはパンパンと伸ばして自然乾燥で。
ちなみに、さっき出した撥水のは乾燥機にかけてもシワにもなりません。この製品の唯一の難点は、滑りがよすぎて、結ばずにものを包んだだけの状態で持ち歩くのには向いていないところ。



価格は材質や大きさにもよりますが、綿で70cm四方のものだと千円近くはします。
包む用途がメインだと、機能的にさほど変わらない紙袋やビニール袋と比べてかなり割高と言わざるを得ません。
模様も包み方もいろいろあって、きれいなんですけどね。



大きな可能性を秘めているとは思うけれど、いまひとつ使いみちが見当たらない、というのが実感です。

道具である以上は、実用性が大事。おしゃれ感が前面に出るようでは、特殊な嗜好の人しか使わないし、繰り返し買うことはない。
モノが使われなくなるのは古くさいからではなく、もっと便利なモノが他にあるから。いまどき日本にいながら洗濯板で服を洗う人なんてほとんどいませんよね。

いま便利な使いみちが開発されない限りは、なんでも和風で揃えたい人以外には、衣装ケースが重くて困っている場合くらいしか使いみちがないと思います。

でも、前に遭遇した「風呂敷包を頭に乗せて歩いている人」はかっこよかったので、あれはちょっとやってみたい。

 風呂敷包を頭に乗せて歩いている人
 https://amba.to/2LTJk9V
 https://bit.ly/2JNxfST

2018年6月7日

てぬぐい

てぬぐいの良さは、なんといっても肌ざわり。使うほどになじんで、ふんわり柔らかく包みこんでくれる。体を洗うときもしっとり肌に沿って、するすると撫でてくれる。

乾きやすさもよいところ。たっぷりの水やお湯でゴシゴシ洗って、ギュッと絞る。パンパンとのばして掛けておけば、わりとすぐに乾きます。

軽さ、かさばらないところも大事なポイント。出先でも一枚あれば温泉や銭湯にいけるし、汗や汚れをふくこともできます。化繊の高機能素材も便利ですが、肌ざわりはやっぱり、てぬぐい。

いろんな柄があって、季節感を出したり気分を変えたりしやすいのも良いところ。旅先で買ったものなら、楽しかった出来事を思い出すきっかけにもなります。

 いろんな柄
 https://bit.ly/2JkgPRy



てぬぐい、いろんなことに使えますが、私の使い方はこんな感じです。

・風呂で
体を洗うのにも、風呂あがりに体を拭くのにも。

・布巾に
お手ふきや台ふきんとして。

・ジョギングに
首にかけてもいいし、手ににぎっておいて汗をふくのにも。

・冷房が寒いところで首に巻く
マフラーやストールを持ち歩かない季節でも、一枚あると安心。

・冷房が寒いところで腹に入れる
腹巻きと併用すれば、より安心。

・保冷剤に巻く
痛みどめや痒みどめに。

・濡らして首に巻く
冷たくて気持ちいい。

・頭巾として
炊事や掃除のときに髪が気にならないのでおすすめ。料理教室でも。

・半襟として
縫い付けなくても、襦袢と長着の間にはさむだけで、機能は十分、見た目もそこそこ。簡単に洗濯できて便利。




タオルではダメなのか?

ダメです。

まず、かさばる。持ち運んだり収納したりが大変。たとえばタオルを持ち歩いたりバスタオルをしまうとなると結構なスペースが必要ですが、手ぬぐいなら簡単に収まります。

タオルは濡れると絞っても重い。手ぬぐいはかなり軽い。
タオルは自然乾燥だと肌触りがゴワゴワする。手ぬぐいは、まだ柔らかな肌ざわり。

また、ホテルの真っ白でふわふわのタオルは高級感がありますが、家庭で使い古したタオルは見た目が貧相。「いい味でてるなー」と思うことはないのでは?でも、手ぬぐいなら使い古したほうがいい味でてる気がします。これは趣味の問題もあるかも。




手入れは、ふつうに洗濯機で問題なし。乾燥もかけても全く問題なし。

水で手洗いしろとか軽くシワを伸ばして干せとか書いてるとこもありますが、そんなことしてる人いるんですかね?

色移りや色褪せへの注意がいるのは染め物全般にいえること。てぬぐい、何年も毎日つかってますが、お湯で洗ったり(そもそも風呂で使えば必然的に湯にさらされる)、洗濯機で洗ったり、乾燥にかけたりしても、困ったことは一度もありません。
ちなみに、自然乾燥よりも乾燥機にかけたほうがふっくら柔らかなのは他の布類と同じです。



100均でも売ってますが、肌にふれる用途に耐えるものはあまりない印象。てぬぐい専門店のデザイン性の高いのは1枚1500円くらいするのもありますが、昔から商店街にある肌着屋みたいなところなら数百円で入手可能。最近はネットでも買えます。

 永楽屋
 http://www.eirakuya.jp/

 SOU・SOU
 http://sousounetshop.jp/?no=0&mode=cate&cbid=122457&csid=0

 Amazon.co.jp
 https://amzn.to/2LiXJR2


というわけで、まずはタオルをてぬぐいに置き換えて、しばらく暮らしてみるとよいですよ。