2019年8月5日

ふんどしの、その先

気づいてしまった。

なくてもいいんちゃう?



いろいろsensitiveな方は、この先を読まないでください。


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ふんどしを久しぶりに締めてみました。
横に布がない分、涼しいのでは、と。

やってみたら、越中でもいくらか涼しいですが、六尺ならお尻も出るので、さらに涼しい。


↓越中と六尺の違いがわからない方は、こちら

  ふんどしの締め方(巻き方)の図解
  http://bit.ly/2YGBiLl



麻ならもっと涼しいかと思ってネットで探し始めたとき、ふと気付いたんです。

横がないだけでこんなに快適なら、横以外もなければもっといいんちゃうかと。何もなしならすごいのでは、と。



やってみたら、超快適。

風が通って涼しい。
パンツのゴムの締め付けも、ふんどしの布や紐も、たいして負担に感じていたわけではなかったものの、ないだけでここまで楽とは。


汚れるのでは?と思っていたものの、それほど汚れない。


冷房の効いたところでは、お腹は冷えるかと思いきや、そうでもない。もし冷えたときには腹巻や手ぬぐいで対応可能。



まだ始めて一週間と少しですが、はっきり言って快適です。

冬もこのままいければ、残りの人生のパンツ代が0円になり経済的。
ただ、ズボンの洗濯頻度はあがるか。




ふんどしを一時は使ってみたものの結局やめてしまったのは、締めるのが面倒だったからです。そのまま足を通すだけのパンツのほうが圧倒的に楽だと感じたんですね。あと、六尺は締め心地はよいのですが、仰向けに寝ると結び目が腰の骨に当たる。

であれば、足さえ通さなくてよく、結び目が当たることもないノーパンは最も楽。




そもそも、パンツを履かなければならない理由を考えてみると、「なんとなく履くものだと幼少時から刷り込まれてきた」以外に理由が見当たらない。

ふんどしは江戸時代から普及したそうです。それ以前は男はノーパン(のーふん?)だったそうで、女性は明治まで湯文字のみ。江戸時代より前は、男女ともに何もなしが主流だったそうです。

人類の歴史からすれば、パンツを履いていることのほうが奇妙な習慣なわけです。




現実問題としては、教室や会社のロッカーで着替えるときにノーパンなのは、ちょっと気まずいかもしれません。コミュニティの文化や個人のキャラクターと覚悟次第でしょうか。どうしても気になるならトイレで着替えるのもひとつ。

でも、学校や会社での着替えがない人なら、問題なし。せいぜいジムで着替えるにしても、周りにいるのは赤の他人。シャワーのあとで全裸の人もたくさんいるわけで、なんら気にすることはありません。



とりあえず、夏場のノーパン、強くおすすめします。
ほぼリスクフリーでベネフィットのみ。
恐らく問題は、心理的な抵抗感のみです。