2019年3月15日

小さいがま口

財布、いりますか?

中身さえあれば、財布自体はなくてもよくないですか?
かさばるし、重いし。


携帯電話が普及してからは腕時計を持たない人が多くなったように、現金以外での支払いが主流になる今後は、財布を持たない人も多くなっていく可能性が高いと思います。


現金を使う機会は、ここ数年でかなり減りました。ネットでさまざまなものが買えるようになり、店舗でもクレジットカードや電子マネーで支払いできる場面が拡大したためです。

昨今では財布どころか中身の現金自体もほぼ使わない荷物になりつつある人も多いと思います。ただ、個人店を中心に完全にキャッシュレスにはなっておらず、やはり現金を持ち歩く必要はあります。


お札を分厚くて邪魔になるほど持ち歩く人はあまりいないと思います。でも、硬貨の扱いは財布がないと面倒。

「思い切って小銭はすべてその場でチップか寄附」も可能性としてはありえます。世の中を明るくする素晴らしい行動だと思いますが、実行できる人はなかなかいなさそうなのが難点です。
また、「お札だけ持ってでかけて、お釣りはどこかにまとめておいて、一定量以上たまったら金融機関の窓口に持っていく」というのもひとつではあります。ただ、金融機関に行くのは面倒だし、結局、釣銭をもらってから家に帰るまでは硬貨を持っていないといけないので、あまり解決になりません。

小銭はズボンのポケットにいれてもいいのですが、枚数が多くなると一度に全部出すのが難しくなります。そうすると最少受け取り枚数にする組み合わせでの出しそびれにつながります。どんどんズボンは重くなるし、歩くとジャラジャラ音もするし。ポケットに残った硬貨が洗濯機の内部に入って、洗濯するたびにカラカラ鳴るようになってしまうことも。女性はそもそもポケットがないことも多いようです。

ポケットでなく鞄に入れるにしても、さすがに裸では散らばってしまう。



そこで、小さいがま口。



一箇所に硬貨をまとめておける便利さをもちながらコンパクトで、邪魔になりません。

開け閉めも手軽。チャックやボタンよりも断然開け閉めしやすいです。口が大きく開くので、ひっくり返して硬貨を手のひらに全部出してしまって、そこから選んで払って、また戻す、という流れがスムーズ。

価格も数百円から、高くてもせいぜい数千円までと懐に優しいです。西洋のブランドもののようにアホみたいに高いものはそもそも存在しない。印伝とか伝統工芸系のは高いかも。

布が主体ということもあり、いろんな柄を楽しめます。革を使ったものよりも、布のものの方が周囲の形になじむのでしまいやすいです。

耐久性もなかなかよいです。金具部分が壊れることはそうそうないし、ダメになるとしたら本体部分が擦り切れるくらい。


お札はどうするのか?

マネークリップがいいという人もいますが、使ってみると、マネークリップこそ必要ないと感じました。お札を抜き差しする手間が面倒だし、マネークリップの分だけ重くなる。お札をそのまま持っている方が使いやすいです。


クレジットカードや交通系ICカード、ポイントカードは?

持ち歩く必要があるものだけをクリアケースにまとめてます。100均なら3枚108円で買えます。
「ほぼ毎日」「週一程度」「それ以下」といった感じで使用頻度ごとに別のケースに分けると便利。

 クリアケース カードケース B8 軟質
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ポイントカードは極力作らないか、アプリ対応しているもののみ導入するのが吉。


がま口の難点としては、「外国人向けの土産か?」というデザインが多いのが玉に瑕。落ち着いた柄のものや無地のものがもっとほしいです。


そんななかでもデザインもわりと良くて、実店舗へのアクセスも容易でオススメできるのは、ここ。ネットでも買えますが、質感がや大きさがわからないので、手にとって選ぶほうがいいと思います。金具や布を自分好みにカスタマイズ可能。金具の緩みは無料で直してくれるとのこと。

 まつひろ商店
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ポケットに入れるもカバンに入れるもよし。
使ってるだけで珍しがられて話題にもなります。


完全キャッシュレスの世界になるまでの過渡期に、小さいがま口、便利ですよ!