2018年7月15日

蚊取り線香

日本で夏を過ごすかぎり避けては通れない敵、蚊。

個人的には刺されても「まぁ夏やしな」としか思っていなかったのですが、そうでもない人も多いようです。

源氏物語の研究をしている人と話をしたときに、「やはり当時の理解を深めるために、夏でもエアコンや蚊取り線香はなしで窓を開けはなして過ごすんですか?」と聞いたところ、そんなわけないやろとお叱りを受けました。


蚊の対策で、まず思いつくのは蚊取り線香。なんとなくそれ以外に思い浮かばなかったという理由で使ってきました。たしかに効果はある。

ただ、多くの製品は合成した殺虫成分を使っているせいか、においはきついし、喉にくる。

 ピレスロイドの特徴
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昔ながらの除虫菊を使った製品もあるので使ってみました。においは穏やかで、殺虫効果は変わらない印象。

 天然除虫菊蚊取り線香
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そして今回、はじめて液体タイプも使ってみました。線香と遜色ない効果あり。喉や目に刺激はなし。つけているのを忘れて放置してしまいます。

 液体タイプ 黒豚
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あえてデメリットをあげるとすれば、電源がないと使えないことくらい。

もちろん、もともと蚊がいないマンション高層階にはかなわないです。

エアコンをきかせた部屋もいいですが、ちょうどいい効き具合にすることはなかなか難しいので、窓を開けて風を入れながら涼むには蚊取り線香や液体タイプの製品もいいかもしれません。



蚊取り線香をつかうにあたって最も重要な点は、火を使うので、やけどや火事には注意!

 伊藤理佐「おかあさんの扉3」
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二本一組になっているのを外すのは面倒だなと感じます。いくらか高くてもいいので、最初から一本ずつになってればいいのに。真ん中から外せば外しやすいとはいうものの。

 Youtube 蚊取り線香の外し方
 https://bit.ly/2KNmRye

 金鳥HP
 https://bit.ly/2u0amFR


こういう作り方なので仕方ないとは思いますが。

 THE MAKING (52)蚊取り線香ができるまで
 https://bit.ly/2uux1L1


途中で消すときは、専用の缶を使っていると縁につけるだけで消えるので簡単です。専用の缶を使っていない場合は、何かしらの金属などで温度を下げればいいらしい。


コストは7時間20円くらいから。液体タイプが安く、12時間10円くらいです。



以上を踏まえて、あえて蚊取り線香を選ぶとしたら、野外での使用でしょうか。選ぶなら刺激が少ない天然除虫菊の製品をおすすめします。

屋内なら、電源は必要なものの、液体タイプが快適かつ経済的。

そもそも窓を締めてエアコンのほうが快適かもしれません。風の心地よさや、蝉の声を聞きながらのじっとりする日本の夏を体感することはできないけれど。


最後に、最近見てかわいかったネコ画像。あの豚の容器は蚊遣豚(かやりぶた)というそうです。

 蚊遣り豚を装備した猫
 https://bit.ly/2KNpXlR