眠りを妨げにくい寝床スマホ
「眠りに良くないので、スマホをベッドに持ち込まないほうがよい」といいますが、寝床にスマホを持って入っています。
寝床でふと目覚めたとき、思いついたことをメモしたいし、目覚ましも、バイブだけで音は無しで使いたいので。
眠りへの影響に配慮しつつ、デバイスの便利さは活かしたい。
自分が寝床でスマホに求めるのは、以下の4つ。
メモする
目覚ましは無音でバイブのみ
緊急連絡を受ける
その他の機能は不要
これらを達成しつつ眠りを妨げないための工夫として、寝床専用端末を、昼間に持ち歩く端末とは別に用意しています。
専用端末なら、メモと目覚ましのみに使えます。
寝床端末では、以下の2つを満たすことが大事です。
メモと目覚ましだけ使える
メモ用アプリとOSの両方がダークモード対応している
オススメの構成は以下の通り。
Android(10以降)
Nova Launcher Prime
Gmail(自分宛て送信専用アカウント)
緊急連絡は、昼間に持ち歩く端末で受けることとし、少し離れたところ(隣の部屋)に置いてます。
それぞれの機能について求めるものを、もうすこし詳しく。
メモする
過去のメモが目に入らない
過去のメモにアクセスしてしまわないことは大事です。ふと目に入るだけでも見始めてしまい、眠りの妨げになります。よって、アプリの起動時に今までのメモが表示されるものは使い勝手が悪い。
以前はKeepを使ってましたが、Gmail(自分宛て送信専用アカウント)に変更しました。Keepだと、起動時やメモ作成完了時に過去のメモが目に入る。
Gmail(自分宛て送信専用アカウント)なら、送信済みメールをわざわざ見に行かなければ、過去のメモは目に入らない。スマホのホーム画面からショートカットを使って送信画面を立ち上げると、受信箱や送信済メールが目に入ることはないし、タップの回数も一つ少なくてスムーズ。
画面は暗く
白っぽい明るい画面だと、明らかに眠りの妨げになります。また、寝床が誰かと一緒の場合は、周りにも明るい光の影響がおよぶ可能性があります。
なので、ダークモードに対応しているものがよいです。Androidは10以降、iOSは13以降で対応しています。
そして、明るさを最小にしましょう。暗いところなら、ダークモードかつ最小の明るさでも十分みえます。最小でもちょっと明るすぎるくらい。
自動でクラウドに保存され、様々なOSでアクセスできる
後でメモを見返すことを考えると、様々な端末からアクセスしたい。iOSやMacからしかアクセスできないのでは使い勝手が悪い。
この点でもGmailはオススメ。
目覚ましは無音でバイブのみ
最初から入ってるアプリで十分です。サウンドを無音かつ音量をゼロにするとよい。
緊急連絡のみは受ける
電話やメッセージングアプリからの通話は鳴るようにしておきたいが、夜中にメモしようとしたときに、緊急ではないメッセージを見たくないし、メッセージが届いているという通知も見たくない。通知があることを知っただけ気になってしまうので。
なので、寝床スマホにはSIMカードもメッセージングアプリも入れず、昼間に持ち歩いているスマホを寝床から少し離れた場所に置き、着信音が鳴るようにしてます。
その他の機能をなくす
Webとコンテンツへのアクセスを断っておくことが何より大事です。何重にも、厳重に。
ブラウザを使えないようにする
Androidなら、
アプリ→○個のアプリをすべて表示→Chrome→無効にする
iOSなら、
スクリーンタイム→コンテンツとプライバシー→App→Safari→チェックをオフ
Digital well−being機能を使う
誘惑に負けてブラウザをonに戻してしまったときのために、ブラウザの使用可能時間を制限しておく。
AndroidならDigital balanceなど、iOSならスクリーンタイムという機能を使ってください。
オフラインにする
通信自体を切るのが最強。
大手メーカーのルータなら、デバイスごとにWiFiへの接続時間を設定できます(Buffaloなら「キッズタイマー」、IODATAなら「こどもフィルター」、TP-Linkなら「保護者による制限」)。自分のデバイスだけ20時から4時まではネットに接続しない、というようなことができます。 前述のように寝床用の端末にはSIMカードが入っていないので、Wi-Fiに繋がらなければ通信できず、何かしらのコンテンツを見てしまうという事はありません。
必要ないアプリを視界から消す
https://bit.ly/3OnSdbp
このアプリを使えば、必要なアプリだけが見えるようにできます。アイコンを自由に配置でき、削除できないアプリのアイコンを画面から消すこともできます。
こんなにスッキリ。
流行りのサブスクではなく、買い切りなのもありがたい。
いつもより早く目覚めたときは考え事にいい時間だ、と思っています。
真っ暗な中、目をつぶって、浮かんできたことをただメモする。
起床時間まで考え事とメモの時間が続いても、目を閉じて横になっていると、それなり体は休まるものです。
寝室にスマホを持って入るなら、寝床スマホの用意を!